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グリセリンフリー&毛穴ケアできるスキンケア!おすすめ5選

毛穴詰まりや毛穴の開きなど、日々のスキンケアで悩みやすい”毛穴問題”。
中でも「グリセリンが合わない気がする…」と感じている人の中には、毛穴の目立ちや皮脂のバランス崩れに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
グリセリンフリーの化粧品はまだ数が少なく、「これだ!」と思えるアイテムにはなかなか出会いにくいのが現実。
そこで今回は、グリセリン・濃グリセリンを使わず、なおかつ毛穴ケアにもアプローチできるスキンケアアイテムを5つ厳選してご紹介します。
* 当記事の毛穴ケアとは、お肌にうるおいを与えたりキメを整えることで毛穴が目立ちづらくなるお手入れのことです
- グリセリンが毛穴に影響するって本当?
- グリセリンフリーで毛穴が目立ちにくくなる理由
- グリセリンフリー処方&毛穴ケアにもアプローチするスキンケア5選
※当記事に掲載している情報は、記事執筆(更新)時点のものです。


グリセリンが毛穴に影響するって本当?

科学的根拠はまだないけれど…
グリセリンフリーは、毛穴の黒ずみや毛穴目立ちが気になる人におすすめされることが多いので、
グリセリンって毛穴に良くない成分なの?
と疑問に感じるかもしれません。
ただ実際のところ、グリセリンが毛穴に悪影響を与えるという科学的な根拠は、今のところはっきりしていません。
ではなぜ毛穴にはグリセリンフリーがいいと言われるの?
そのきっかけは、「グリセリン多めのスキンケアを使ったら毛穴が黒ずんで見えるようになった」と感じた人たちの声。
そこから「グリセリンフリーに変えてみたら、毛穴が前より気にならなくなったかも…?」という口コミがSNSやブログなどで広まり、毛穴に悩む人の間でじわじわと注目されるようになったようです。
もちろん効果の感じ方には個人差があるのですが…
自分に合う保湿成分を見つけると言う意味でも、毛穴が気になっている人は一度試してみる価値はあり!だと思います。
それでも「グリセリンフリーで毛穴が目立ちにくくなる」理由
では、なぜグリセリンフリーで毛穴が目立ちにくくなるのか?
この疑問については、X(旧Twitter)でも化粧品開発者などの有識者の方々が
グリセリンの屈折率の高さが関係しているのでは?
という推論を立てています。
なるほど。グリセリン屈折率高いので肌の凹凸の乱反射を消してしまうのかもしれないですね。
— みついだいすけ@化粧品開発者 (@gni_dream) April 26, 2020
たしかにグリセリンがたっぷり入ったスキンケアを重ねて塗ると、お肌に変にテカるようなツヤが出て、かえって毛穴が目立って見えちゃう…という感覚があったんですよね
なので現在分かっていることは
グリセリンが毛穴に直接悪さをしているというよりは、光の反射によって毛穴の凹凸が強調されてしまう可能性がある
と言う感じ。
もちろん、グリセリンフリーには乾燥しやすくなるというデメリットもあります。
なので全員におすすめ!とは言い切れないものの、毛穴が目立ちが気になっている人にとっては選択肢のひとつになるはず。
実際私はグリセリンフリーに変えてから、スキンケア後やメイク後の毛穴が前より気にならなくなりました
グリセリンフリー&毛穴ケアスキンケアおすすめ5選


VT シカレチA エッセンス0.1
全成分はこちら(タップで開く)
水、BG、水添ポリ(C6-14オレフィン)、1,2-ヘキサンジオール、ナイアシンアミド、エチルヘキサン酸セチル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、ジメチルイソソルバイド、ステアリン酸グリセリル、ベヘニルアルコール、ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコース、水添野菜油、ジメチコン、セテアリルアルコール、ステアリン酸、ベタイン、レチノイン酸ヒドロキシピナコロン、カルボマー、トロメタミン、ポリアクリレート-13、エチルヘキシルグリセリン、ツボクサエキス、アデノシン、ポリイソブテン、香料、ヒアルロン酸Na、EDTA-2Na、アラントイン、グルコノラクトン、ワサビノキ種子エキス、バクチオール、カプリロイルサリチル酸、ポリソルベート20、イソステアリン酸ソルビタン、セラミドNP、レチノール、BHT、マデカッソシド、マデカシン酸、アシアチコシド、アシアチン酸、プロポリスエキス、BHA
- お肌の水分と油分のバランスを整えるナイアシンアミド*1
- 次世代レチノール レチノイン酸ヒドロキシピナコロン*20.1%配合
- 肌荒れを防ぐシカ成分*3
シカフェイスマスクで人気の、VT cosmeticsから発売されているレチノール美容液。


次世代レチノールともよばれているレチノイン酸ヒドロキシピナコロンという成分が0.1%配合されていて、お肌にハリツヤを与えることで、毛穴の目立ちにくいお肌へと導いてくれます。
- レチノイン酸ヒドロキシピナコロン
-
- ジメチルイソソルバイドとの組み合わせで「グラナクティブレチノイド」とよばれていることもある成分
- お肌にしっかり届きやすい*のに、優しい使い心地の新しいタイプのレチノール
*角質層まで




乳液のようなさっぱりしてべたつきにくいテクスチャ
成分表の後半にはピュアレチノールも配合されているため、人によってはA反応が起きる可能性があります。
- A反応とは?
-
お肌にビタミンAが不足している時や、高濃度のレチノールを使った時に起こりやすいお肌の不快な反応のこと(皮むけ・かゆみなど)
VT公式でも
- 少量から少しずつ量を増やして使用する
- 高濃度ビタミンCやAHAなどのピーリング製品、角質ケアなどとの併用は避ける
- 光に弱い成分なので日焼け止めを使用する
などの気をつけるポイントが記載されていました。
初めてレチノールを使用する際はまず目立ちにくい部分で試したり、週1、2回からなど、日にちを置いて使ってみてくださいね
*1 整肌成分 *2 整肌成分 *3 ツボクサエキス、マデカッソシド、マデカシン酸、アシアチコシド、アシアチン酸(整肌成分)
クオリティファースト ダーマレーザー ウルセラR
全成分はこちら(タップで開く)
ガラクトミセス培養液、ナイアシンアミド、BG、ジグリセリン、1,2-ヘキサンジオール、レチノール、パルミチン酸レチノール、トコフェロール、スクワラン、セラミドNP、ベタイン、ツボクサエキス、オウゴン根エキス、イタドリ根エキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、トリプロピレングリコール、水添レシチン、フィトステロールズ、PEG-60水添ヒマシ油、エチルヘキシルグリセリン、カルボマー、ヒドロキシエチルセルロース、セテアリルアルコール、ポリソルベート20、ポリソルベート60、水酸化Na、クエン酸、クエン酸Na、エチドロン酸、水、ピーナッツ油、ラベンダー油、レモン果皮油、ライム油、レモングラス油、エンピツビャクシン油、ローズマリー葉油
- パルミチン酸レチノール・レチノール*1250,000IU配合
- ガラクトミセス培養液*263%・ナイアシンアミド*325%
- アルコールフリー
クオリティファーストのダーマレーザーシリーズから発売されている、夜用の集中エイジングケア*4美容液ウルセラR。
パルミチン酸レチノールとナイアシンアミドのナノカプセルを、ガラクトミセス培養液に溶かし込んだ贅沢な美容液です。
お肌にふっくらとハリをあたえる&キメを整えるはたらきで、毛穴の目立ちにくい肌に導いてくれます。




使用感はさらっとしたオイルのよう。
すぐに流れ落ちてしまうくらいなのに、塗布後はしっとり感あり。
人によってはべたつくと感じるかもしれないです
レチノール250,000IUと書かれているので濃度高めのかな…?と思ったのですが、クオリティファーストさんに問い合わせてみると「0.04%です」とのお返事を頂きました。
ウルセラRのレチノール濃度は0.04%でございます。
クオリティファースト お問い合わせの返信より抜粋
0.04%はレチノールが初めての人でも使いやすい濃度ですが、ナイアシンアミドの濃度が25%とかなり高いので、まずは週に1、2回程度から試してみてくださいね。
*1 レチノール、パルミチン酸レチノール(保湿成分) *2 保湿成分 *3 保湿成分 *4 年齢に応じたケア
Cos De BAHA(コスデバハ)アゼライン酸 10% セラム
全成分はこちら(タップで開く)
アロエベラ葉エキス、PG、アゼライン酸(10%)、ポリソルベート20、1,2-ヘキサンジオール、プロパンジオール、パンテノール、ナイアシンアミド、ヒアルロン酸Na、ハマメリス葉エキス、ローズマリーエキス、ユーカリ葉エキス、タイムエキス、ルイボスエキス
- アゼライン酸*1濃度10%
- ナイアシンアミド*25%配合
- オイルフリー
韓国のスキンケアブランド、Cos De BAHA(コスデバハ)から発売されているアゼライン酸美容液。
アゼライン酸人気の先駆け的存在のアイテムです


肌荒れを防止するはたらきのあるアロエベラ葉エキスがベースになっていて、とろんとした質感。
アゼライン酸の濃度は10%なので、市販されている化粧品の中では結構高いほうです。
海外の皮膚科では15%~20%くらいの濃度で配合されたものが使われているそうです
アゼライン酸は
- 皮脂バランスを整えることで毛穴を詰まりにくくする
- 角質が厚くなってごわつく肌を柔らかくする
- 肌荒れを防いで健やかなお肌を保つ
など様々なはたらきがある成分。
ごわつきがちなお肌をつるんと柔らかく、なめらかに整えてくれます。
アゼライン酸の濃度が高めなので
- 高濃度レチノールとの併用は不可(同時に使えない)
- 週1、2回
- 夜のみ
の使用が推奨されています。
しっかり日焼け対策しながら使ってみてください
アゼライン酸を塗ったところを日光に直接が当たってしまうと、発疹や発赤などの炎症を起こしてしまうこともがあるので、アゼライン酸を塗った後は低刺激の日焼け止めを塗って日焼け対策をするのが重要です。
ダリア銀座スキンクリニック「アゼライン酸の効果が出るまでどのくらい?副作用などを詳しく解説!」より抜粋
*1 整肌成分 *2 整肌成分
プラスキレイ プラスGGベースセラム
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水、グリシルグリシン、BG、1,2-ヘキサンジオール、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、アゼロイルジグリシンK、ベタイン、PEG-60水添ヒマシ油、グリチルリチン酸2K、シロキクラゲ多糖体、アロエベラ葉エキス、グルタミン酸、ナイアシンアミド、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、ペンチレングリコール、リシンHCl、加水分解エラスチン、ヒアルロン酸Na、水溶性プロテオグリカン、セラミドAP、セラミドNP、PCA-Na、乳酸Na、アルギニン、アスパラギン酸、PCA、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール
- べたつきにくい健やかなお肌へ導くグリシルグリシン6.5%*1・アゼライン酸誘導体*2配合
- お肌のうるおいを守る保湿成分 2種のヒト型セラミド
- アルコールフリー
プラスキレイのプラスGGベースセラムは、洗顔後のお肌に使うタイプの美容液。


グリシルグリシンやアゼライン酸誘導体に加えて
- お肌のバリア機能をサポート&ナイアシンアミド*3
- 角質層の深くまで浸透しお肌にハリをあたえるビタミンC誘導体*4(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)
も配合されています。
- アゼライン酸誘導体(アゼロイルジグリシンK)
-
- アゼライン酸のデメリットを改良し、安定性を高めた成分
- 水に溶けやすく、使い心地がマイルドになっている
- パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(略称:APPS)
-
- ビタミンC(アスコルビン酸)のデメリットを改良し、水にも油にも溶けやすくした成分
- 肌なじみ・浸透性*に優れ、敏感肌の人も比較的使いやすい
*角質層まで
これらの成分がしっかりと皮脂バランスを整え、お肌にうるおいをあたえることで毛穴を目立ちにくくしてくれます。


とろみゼロの、さらりとしたテクスチャ。
なのになじませた後は肌がなめらかになって、ツヤが出てくる感じ。


べたつかないのでかなり使いやすいです。
美容成分がたくさん盛り込まれているので、スキンケアの数を減らしたいミニマリストな方にも
*1 保湿成分 *2 アゼロイルジグリシンK (整肌成分) *3 整肌成分 *4 整肌成分
SKIO VC ホワイトピールセラム
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[有効成分]ビタミンC、サリチル酸[その他の成分]チンピエキス、トウキンセンカエキス、エクトイン、茶エキス-1、ビタミンE、レモンエキス、グリチルリチン酸2K、グルコン酸、乳酸、PEG-4、酒石酸、コハク酸ジエトキシエチル、ポリプロピレングリコール、無水クエン酸、セバシン酸ジエチル、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、1,3-プロパンジオール、BG、3-メチル-1,3-ブタンジオール、PG、PEG-8、POE・POPデシルテトラデシルエーテル、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、無水エタノール、香料
- 美白*1有効成分ピュアビタミンC*2・ニキビ予防有効成分サリチル酸
- ロート製薬独自の浸透技術「ディープターゲットデリバリーシステム」*3
- 保湿&浸透促進も兼ね備えた毛穴ケア*4美容液
メラノCC、オバジなどを発売しているロート製薬の導入美容液。(洗顔後のお肌に使うタイプです。)
美白*1有効成分としてビタミンC(アスコルビン酸)と、リニューアル後にニキビ予防有効成分サリチル酸が追加で配合されました。
この美容液のポイントは、ロート製薬独自の技術「ディープターゲットデリバリーシステム」を採用している点。
この技術は、角質に働きかけ、一時的に浸透しやすい肌状態に導いたあと、必要な場所に必要な成分を届けてくれます。この技術によって、化粧水の役割である保湿・浸透促進も兼ね備えた美容液が誕生しました。
ロート製薬公式サイト「SKIO VC ホワイトピールセラム」商品ページより抜粋
この技術のおかげで化粧水と美容液の役割を一気に済ませることができ、浸透*3をしっかりサポートしてくれるんです。
ポリクオタニウム-51という保水効果の高い成分も入っていて、美白*1・毛穴ケア*4・保湿・浸透促進を一気にできるトータルケア美容液です。
こちらの美容液の後に使用するSKIO VC ホワイトピールゲルも発売されていますが、濃グリセリン入りだったので他のジェルや乳液・クリームなどで代用してみてくださいね。
グリセリンフリーのプチプラビタミンCをお探しの方は同ロート製薬の「メラノCCプレミアム」もおすすめです。
*1 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ*2 アスコルビン酸 *3 角質層まで *4 うるおって毛穴を目立たなくする *5 2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液(保湿成分)
まとめ
グリセリンが毛穴に悪影響を与える、という明確な科学的根拠は今のところありません。
それでも「グリセリンを抜いたら毛穴が目立ちにくくなった」と感じる人がいるのも事実です。
毛穴に関する悩みは、肌質やスキンケア成分との相性がとても大きいので難しい
今回ご紹介したアイテムは、グリセリン・濃グリセリンを使わずに、毛穴悩みに寄り添った処方で作られたスキンケアたちです。
「毛穴が気になっているけど、なかなか合うアイテムが見つからない」「スキンケア後のテカリや毛穴目立ちが気になる」
そんな時に、グリセリンフリー×毛穴ケアアイテムをぜひ試してみてくださいね。
※当記事は個人の見解であり、効果を保証するものではありません
参考文献
化粧品成分オンライン「パルミチン酸レチノールの基本情報・配合目的・安全性」
https://cosmetic-ingredients.org/cell-activator/2703/,(参照日2023-07-05)

















