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無印良品にグリセリンフリー化粧水ってある?全スキンケアアイテムを調査してみた
当記事では、無印良品の
- グリセリンフリーアイテム
- ゆるグリセリンフリーをしている人向けの低グリセリンアイテム
を調査しました。
最近の無印はスキンケアにもかなり力を入れているようで、コスパがいいのに、こだわりや意気込みを感じられるアイテムが多いですね。
日々のグリセリンフリーライフにお役立て頂ければ嬉しいです!
※低グリセリンの目安について
低グリセリンには基準みたいなものがないので、「グリセリンが大体1%以下かな…?」くらいの濃度を目安にしています。
たとえば
- 成分表の後半にグリセリンと記載
- 1%の目安となる成分(コラーゲン・ヒアルロン酸Na・植物エキスなど)の後ろにグリセリンと記載
されているアイテムを選んでいます。
著者独自の基準ですので、ご了承ください。
- 無印良品のグリセリンフリー化粧水
- 無印良品の低グリセリン化粧水
- 無印良品の低グリセリンスキンケアアイテム
※当記事に掲載している情報は、記事執筆(更新)時点のものです。
無印良品のグリセリンフリー化粧水
クリアケア薬用拭き取りローション
全成分はこちら(タップで開く)
【有効成分】グリチルリチン酸2K、酢酸トコフェロール
【その他の成分】水、1,2-ペンタンジオール、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、ツボクサエキス、ブドウ葉エキス、リンゴエキス、チンピエキス、ビワ葉エキス、ヒアルロン酸Na-2、POEメチルグルコシド_、BG、PG、グリセリンエチルへキシルエーテル、オレイン酸POE(20)ソルビタン、POE硬化ヒマシ油、クエン酸Na、クエン酸、フェノキシエタノール、香料
- 医薬部外品(薬用)有効成分 グリチルリチン酸2K・酢酸トコフェロール
- ポリクオタニウムー51*1※・植物エキス*2でお肌をなめらかに整える
- アルコールフリー・弱酸性
無印良品スキンケアアイテムの中で唯一グリセリンフリーだったのが、クリアケアシリーズのクリアケア薬用拭き取りローション。
洗顔後に使うタイプで、洗顔後のお肌をさっと弱酸性に整えてくれます
ふき取り化粧水にはアルコール(エタノール)が配合されている率が結構高いので、アルコールフリーなのは嬉しいポイントです。
医薬部外品(薬用)有効成分のグリチルリチン酸2Kと酢酸トコフェロールが、ニキビ・肌荒れを防いでくれます。
その他の成分は
- お肌のうるおいをサポートするポリクオタニウム-51*1・ヒアルロン酸Na*3
- お肌を柔軟にして肌荒れを防ぐ植物エキス*2
などが配合されています。
ポリクオタニウム-51はリピジュア®※という名称の化粧品原料で、ヒアルロン酸の2倍の保水力があると言われている成分。
お肌のコンディションをしっかり整えてくれるふき取り化粧水となっています。
300mLで1,590円(税込)とコスパもかなり良い感じ。
※リピジュア®は日油株式会社の登録商標です *1 メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液(保湿成分)*2 整肌成分 *3 保湿成分
無印良品の低グリセリン化粧水
発酵導入化粧液
全成分はこちら(タップで開く)
水、コメヌカ発酵液、BG、プロパンジオール、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、セラミドNP、アラニン、アルギニン、グルタミン酸Na、セリン、プロリン、ヒアルロン酸Na、ツバキ種子エキス、ユーカリ葉エキス、スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、アンズ果汁、グリセリン、ペンチレングリコール、エチルヘキシルグリセリン、コメヌカ油、オレイルアルコール、PPG-7ブテス-10、ポリソルベート80、PEG-60水添ヒマシ油、キサンタンガム、クエン酸、クエン酸Na
- コメヌカ発酵液*1・ヒト型セラミド*2・アミノ酸*3などでしっとりなめらかなお肌に
- 浸透*4サポート成分配合
- アレルギーテスト済み・スティンギングテスト済み(※すべての人にアレルギーや皮ふ刺激が起きないわけではありません)
2023年9月に発売した、導入タイプの化粧液。
化粧水の前に使います。
この化粧液のポイントは「PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン」という成分。
美容成分の浸透*4をサポートするはたらきがあるとされています。(敏感肌の人は逆にピリピリしてしまう可能性もあるけど…。)
さらにヒト型セラミド(セラミドNP)や5種類のアミノ酸配合で、しっとりうるおったお肌の土台作りに役立ちます。
グリセリンは1%の目安となるヒアルロン酸Na・植物エキスなどの後ろに書かれているので、おそらく1%以下
こちらのアイテムも300mLで1,590円(税込)と、コスパが良いですね。
*1 保湿成分 *2 セラミドNP(保湿成分)*3 アラニン、アルギニン、グルタミン酸Na、セリン、プロリン(保湿成分)*4 角質層まで
無印良品のグリセリンフリースキンケア(その他)
薬用ブライトニングシートマスク
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【有効成分】ビタミンC・2-グルコシド
【その他の成分】水、BG、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、ジグリセリン、ラベンダーエキス-1、カモミラエキス-1、トウキンセンカエキス、チンピエキス、キウイエキス、オレオイルフィトスフィンゴシン、アラニン、アルギニン、L-グルタミン酸ナトリウム、セリン、プロリン、ヒアルロン酸Na-2、POPメチルグルコシド、POEメチルグルコシド、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、グリセリンエチルヘキシルエーテル、キサンタンガム、オレイン酸POE(20)ソルビタン、水酸化K、クエン酸、クエン酸Na、香料
- 医薬部外品(薬用)美白*1有効成分 ビタミンC・2-グルコシド
- 5種類の植物エキス*2とセラミド*3・アミノ酸*4でうるおいにもアプローチ
- アルコールフリー・アレルギーテスト済み(※すべての方にアレルギーが起きないわけではありません)
2024年4月に発売されたばかりの「薬用ブライトニングシリーズ」。
美白*有効成分のビタミンC・2-グルコシドが配合されています。
化粧品ではアスコルビルグルコシドと呼ばれているビタミンC誘導体で、効果は控えめながらも、優しい使い心地でお肌にアプローチ。
その他にはラベンダーエキスやチンピエキスなど5種類の植物エキスや、セラミドやアミノ酸といった保湿成分がお肌をうるおいで満たすことで透明感のあるツヤ肌に導いてくれます。
- 有効成分がビタミンC誘導体(ビタミンC・2-グルコシド)だけ
- 個包装
のグリセリンフリーシートマスクはめずらしいですよね。
スペシャルケアとして、ビタミンCを取り入れたい時にはアリかも
*1 メラニンの生成を抑えシミ・ソバカスを防ぐ *2 ラベンダーエキス-1、カモミラエキス-1、トウキンセンカエキス、チンピエキス、キウイエキス(うるおい成分)*3 オレオイルフィトスフィンゴシン(うるおい成分)*4 アラニン、アルギニン、L-グルタミン酸ナトリウム、セリン、プロリン(うるおい成分)
薬用ブライトニングクレイパック
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【有効成分】ビタミンC・2-グルコシド
【その他の成分】カオリン、水、1,3-プロパンジオール、オリブ油、ケイ酸Al・Mg、ラベンダーエキス-1、カモミラエキス-1、トウキンセンカエキス、チンピエキス、キウイエキス、オレオイルフィトスフィンゴシン、アラニン、アルギニン、L-グルタミン酸ナトリウム、セリン、プロリン、ヒアルロン酸Na-2、POPメチルグルコシド、BG、1,2-ペンタンジオール、グリセリンエチルヘキシルエーテル、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンNa、キサンタンガム、クエン酸、クエン酸Na、水酸化K、香料
- 医薬部外品(薬用)美白*1有効成分 ビタミンC・2-グルコシド
- カオリンのクレイパックで、古い角質や毛穴汚れなどを吸着してつるんとしたお肌へ
「薬用ブライトニングシリーズ」から発売された薬用のクレイパック。
洗顔後に、水気を軽くふき取った状態で使う洗い流すパックです
使用時間は2~3分とのことで、美白*1有効成分 ビタミンC・2-グルコシドの効果はさほど期待しない方がいいのかも…。
メインはカオリンという成分。
天然の粘土鉱物で、古い角質や皮脂、毛穴汚れなどを吸着してくれます。
お肌を引き締める効果もあるので、どちらかというとオイリー肌の人に向いているパックだと思います。
適度に使えばつるすべ肌に導いてくれますが、乾燥を招いてしまうこともあるので、週1くらいに留めるのがおすすめです。
*1 メラニンの生成を抑えシミ・ソバカスを防ぐ
無印良品の低グリセリンスキンケア(その他)
敏感肌用乳液 しっとり
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水、オリーブ果実油、BG、ジグリセリン、プロパンジオール、スクワラン、ユーカリ葉エキス、スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、セラミドNP、アラニン、アルギニン、グルタミン酸Na、セリン、プロリン、ヒアルロン酸Na、グリチルリチン酸2K、グリセリン、エチルヘキシルグリセリン、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸PEG-75、ポリソルベート80、ベヘニルアルコール、アクリル酸Naグラフトデンプン、ジェランガム、クエン酸
- ベースの油性成分はオリーブ果実油*1
- ヒト型セラミド*2・5種類のアミノ酸*3
- アルコールフリー
2023年9月にリニューアルされた無印良品の敏感肌用シリーズ。
100%再生プラスチック(PET素材)採用で、丸みのあるボトルデザインになりました。
乳液は
- 高保湿
- しっとり
- さっぱり
の3種類あって、そのうちの「しっとり・さっぱり」が低グリセリンです。(高保湿はがっつりグリ入りです。)
どちらにも、肌荒れを防ぐユーカリエキス*4・お肌のうるおいを守るヒト型セラミド・アミノ酸などが配合れています。
しっとりタイプとさっぱりタイプの大きな違いはベースの保湿剤
しっとりタイプは、油脂のオリーブ果実油(オリーブオイル)と保湿剤ジグリセリンの配合量が多くなっています。
- 油脂とは?
-
- 動植物から抽出される天然のオイルのこと
- オリーブ油・マカデミア種子油・コメヌカ油・トウモロコシ胚芽油など
- 例外としてホホバ種子油はエステル油、スクワランは炭化水素油に分類される
油脂はお肌の皮脂と似ているので、肌なじみが良くお肌を柔らかくしてくれる優秀な成分です。
だけどアクネ菌などの皮膚常在菌のえさになって分解されると、脂肪酸とグリセリンを作り出すという側面も。
水の次にオリーブ果実油という配合量の多さなので
- オイリー肌・皮脂やニキビが気になっている人
- ゆるグリセリンフリーをしている人
にとっては、さっぱりタイプの方が向いている可能性が高いと思います。
*1 エモリエント成分 *2 セラミドNP(保湿成分) *3 アラニン、アルギニン、グルタミン酸Na、セリン、プロリン(保湿成分)*4 整肌成分
敏感肌用乳液 さっぱり
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水、エチルヘキサン酸セチル、プロパンジオール、BG、スクワラン、ユーカリ葉エキス、スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、セラミドNP、アラニン、アルギニン、グルタミン酸Na、セリン、プロリン、ヒアルロン酸Na、グリチルリチン酸2K、グリセリン、ジグリセリン、エチルヘキシルグリセリン、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸PEG-75、ポリソルベート80、ベヘニルアルコール、アクリル酸Naグラフトデンプン、ジェランガム、クエン酸
- ベースの油性成分はエステル油のエチルヘキサン酸セチル*1
- ヒト型セラミド*2・5種類のアミノ酸*3
- アルコールフリー
敏感肌用乳液 しっとりタイプとの違いは、ベースの保湿剤。
さっぱりタイプは、エチルヘキサン酸セチルというエステル油がベースになっていて、ジグリセリンの配合量が少なめです。
その他の成分は、ざっと見た感じ共通でした。
こちらは油脂フリーなので、オイリー肌の人やゆるグリセリンフリーをしている人にもおすすめです。
200mLで790円(税込)という驚異のコスパ
50mLのお試し用もあって、試しやすいのも◎です。(※旧敏感肌用もまだ販売されているのでご注意ください。)
グリセリンフリーの乳液は数が少ないので、低グリセリンアイテムが使える方は試してみるのもアリだと思います!
*1 エモリエント成分 *2 セラミドNP(保湿成分)*3 アラニン、アルギニン、グルタミン酸Na、セリン、プロリン(保湿成分)
オイルクレンジング・敏感肌用
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オリーブ果実油、パルミチン酸エチルヘキシル、テトラオレイン酸ソルベス-30、ポリソルベート80、オレイン酸ソルビタン、水、ペンチレングリコール、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、グリセリン、スベリヒユエキス、ポリクオタニウム-51、グレープフルーツ種子エキス、トコフェロール、BG
- 油脂+エステル油をベースに配合したタイプのクレンジングオイル
- 油脂メインのクレンジングオイルとしてはコスパ◎
- アルコールフリー・アレルギーテスト済み(※すべての方にアレルギーが起きないわけではありません)
油脂のオリーブ果実油、エステル油のパルミチン酸エチルヘキシルをベースにした、油脂+エステル油混合タイプのクレンジングオイルです。
油脂クレンジングに配合されている油脂は、お肌を柔らかくしてくれるので毛穴汚れや角栓ケア*に効果的なオイル。
ただ「オイルクレンジング・敏感肌用」には、油脂だけではなくエステル油も入っています。
毛穴に塗ってじっくりケアする用途としては、クレンジング力が高すぎるかも
それぞれのクレンジングオイルの特徴はこんな感じ。(色々な製品があるので著者の主観と目安です。)
炭化水素油系 | エステル油系 | 油脂系 | |
---|---|---|---|
クレンジング力 | 高い | 普通 | 弱い |
メイク後の乾燥 | 乾燥しやすい | 普通 | 乾燥しにくい |
代表的な成分 | ミネラルオイル イソヘキサデカン 水添ポリイソブテン | パルミチン酸エチルヘキシル エチルヘキサン酸セチル トリエチルヘキサノイン | オリーブ果実油 マカデミア種子油 アルガニアスピノサ核油 コメヌカ油 |
炭化水素油系 | エステル油系 | 油脂系 | |
---|---|---|---|
クレンジング力 | 高い | 普通 | 弱い |
メイク後の乾燥 | 乾燥しやすい | 普通 | 乾燥しにくい |
代表的な成分 | ミネラルオイル イソヘキサデカン 水添ポリイソブテン | パルミチン酸エチルヘキシル エチルヘキサン酸セチル トリエチルヘキサノイン | オリーブ果実油 マカデミア種子油 アルガニアスピノサ核油 コメヌカ油 |
油脂+エステル油を混合したタイプのクレンジングは
- 油脂系とエステル油系の中間くらいの使い心地
- 油脂だけクレンジングに比べてプチプラで購入できる
ので、毎日のクレンジングのついでに毛穴ケアもちょこっとできたらいいなという人に向いていると思います。
著者もこのタイプのクレンジングをふだん使っています
油脂の配合量が最も多いのに
- 200mL 950円(税込)
- 400mL 1,790円(税込)
という価格で、油脂+エステル油のクレンジングオイルとしてはかなりお手頃。
(※著者が調べた時点では200mLは在庫切れでした。2024/4/10調べ)
お肌にオイル残りがあるとニキビができやすくなる方は
- しっかり乳化
- それでもぬるつきが気になる場合は優しめの洗顔料でダブル洗顔
がおすすめです。
* 毛穴汚れや角栓を洗い流すこと
マイルドオイルクレンジング
全成分はこちら(タップで開く)
水添ポリイソブテン、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、オレイン酸エチル、オレイン酸ソルビタン、オリーブ果実油、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油、DPG、オレンジ花水、水、ポリクオタニウム-51、モモ葉エキス、アンズ果汁、ヒアルロン酸Na、グリセリン、BG、トコフェロール、フェノキシエタノール、メチルパラベン
- 炭化水素油+エステル油をベースに配合したタイプのクレンジングオイル
- 濃いメイクを素早く落としたい時に
「オイルクレンジング・敏感肌用」と間違えがちなのが、こちらの「マイルドオイルクレンジング」。
パッケージは似ているけれど、使われているオイルは全く違います
マイルドオイルクレンジングは、水添ポリイソブテンという炭化水素油をメインに、エステル油と油脂を加えたクレンジングオイルです。
炭化水素油系のクレンジングなので、クレンジング力は高め。
乾燥肌・敏感肌の人にはあまりおすすめできないのですが、たとえば
- ウォータープルーフメイクをしている
- 強力な皮脂崩れ防止系の化粧下地を使っている
など、しっかり濃いメイクを素早く落としたい!という場合に向いています。
ただデイリー使いするにはちょっと乾燥が心配ですかね…。
毎日使うなら「オイルクレンジング・敏感肌用」がおすすめです。
まとめ
- 無印良品のグリセリンフリースキンケアは、現時点では4種類のみ
- 低グリセリンはいい感じのアイテムがあるので、低グリセリンが使える人は試してみるのも大いにアリ!
- クレンジングオイルは油脂+エステル油の混合タイプ「オイルクレンジング・敏感肌用」がおすすめ
※当記事の内容は個人の見解であり、効果を保証するものではありません