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レチノールA1%クリームの使い方は?あまりおすすめできない人やデメリットも正直にご紹介

最近、レチノールが雑誌やSNSなどで取り上げられ、色んなスキンケア商品が登場していますよね。
そのなかで海外の製品である「Life-floのレチノールA1%クリーム」が、コスパの高い高濃度レチノールとして人気です。

ただし、レチノールは高濃度がいいとは限らず、なかなか取り扱い注意な成分
今回の記事では、レチノールA1%クリームの使い方と、残念ながらレチノールA1%クリームがあまりおすすめできない人やデメリットについても正直にご紹介します。
- レチノールA1%クリームの使い方
- レチノールA1%クリームがあまりおすすめできない人
- レチノールA1%クリームのデメリット
※当記事に掲載している情報は、記事執筆(更新)時点のものです。




さっそくレチノールA1%クリームの使い方をご紹介していきたいところなのですが、もし
- 初めてレチノールを使う
- 敏感肌・乾燥肌である
- 肝斑が気になっている
といった条件に当てはまる場合は、先に記事の後半部分の高濃度レチノールをあまりおすすめできない人を読んでいただければ嬉しいです。
レチノールA1%クリームの使い方は?


まずはパッチテスト
1%のレチノールは、レチノールアイテムの中ではかなり高濃度です。



日本製のレチノールではまず見かけない濃度
高濃度のレチノールを使用する際は、必ず簡易的でもパッチテストを実施することをおすすめします。
※身体では問題なく使えても、顔に塗ると合わないということもあるので絶対ではないです
お肌の様子を見ながら少量を週1回使う
パッチテストで異常が起きなければ、まずは週1回からレチノールを開始。
綿棒の先に米粒くらいのレチノールをとり、お肌になじませます。



レチノールは油溶性なので、スキンケアのクリーム・オイルあたりのタイミングで塗るのが良いとされています
1%という高濃度なので、レチノイド反応が起きる可能性は高いと思います。
- 乾燥
- 赤み
- 皮むけ
- かゆみやヒリヒリ感
- ほてり



回数は増やすとしても週2、3回までがおすすめです
レチノイド反応が続く期間は通常で1~2週間。長くても1ヶ月くらいと言われています。
それ以上レチノイド反応のような状態が続く場合はレチノールがお肌に合っていない、もしくは濃度が濃すぎる可能性があるので中断してくださいね。
保湿をしっかりする(セラミドとナイアシンアミドがおすすめ)
レチノイド反応が起きるとお肌が乾燥しやすくなり、外部からの刺激にどうしても弱くなってしまいます。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートするためにも、保湿ケアや紫外線対策をしっかり行う必要があります。


保湿ケアにおすすめの成分は、セラミドとナイアシンアミド。
セラミドはもともとお肌の角質層にある成分で、お肌の保湿には欠かせない存在です。
- お肌の水分を逃さずうるおいを保つ
- お肌のバリア機能をサポートし外部刺激から守る
というはたらきで乾燥しやすいレチノールの欠点を補ってくれます。



セラミドはヒト型セラミドが◎(肌に存在するセラミドと似ているのでお肌になじみやすく使い心地が優しい)
またナイアシンアミドは、レチノールで起きるレチノイド反応を軽減してくれると言われています。
その他にも
- お肌の水分と油分のバランスを整える
- セラミドの産生をサポートし肌荒れを防ぐ
といったはたらきがあるので、単体使いもおすすめの成分。
敏感肌の人でも使いやすいです。
ナイアシンアミドは水溶性の成分なので、レチノールの前に使用してくださいね。
ヒト型セラミド配合のおすすめスキンケア






ナイアシンアミド配合のおすすめスキンケア




レチノールA1%クリームに慣れるまで控えたいこと
レチノールにお肌が慣れるまでは、できるだけ控えておきたいことがいくつかあります。
- 高濃度ビタミンC配合のスキンケア
- ピーリング・スクラブ洗顔などの角質ケア
- 酵素洗顔の使いすぎ
などはレチノールでお肌のバリア機能が一時的に弱っている状態なので、控えたほうがいいとされています。
レチノールA1%クリームをあまりおすすめできない人


レチノールA1%クリームをおすすめできない人
記事の最初で書いた通り
- はじめてレチノールを使用する人
- 敏感肌・乾燥肌の人
- 肝斑がある人
にはレチノール1%クリームはあまりおすすめできません。



できればそれ以外の肌質の人でも、レチノールは低濃度から始めるのがよいのではないかな…?と思っています
レチノールA1%クリームをおすすめできないのはなぜ?
強いレチノイド反応が起きてしまうかも
レチノールA1%クリームには、レチノールが1%配合されています。
1%というのは、レチノール化粧品のなかではかなり高濃度。
日本や韓国で販売されているレチノール化粧品は0.05%~0.1%くらいが多いので、なんとその10倍や20倍の濃度ということに。
濃度が上がるほどに、レチノイド反応(A反応)という肌の副反応のようなものが起きやすいので、(0.05%くらいから起きると言われている)
1%ととなると、肌質によってはかなり強めのレチノイド反応が起きるのではと予想できます。
- 乾燥
- 赤み
- 皮むけ
- かゆみやヒリヒリ感
- ほてり
レチノイド反応が出ている時は、どうしても肌のバリア機能が一時的に低下しやすくなります。
もともと肌のバリア機能が弱っている敏感肌の人や乾燥肌の人は、いきなり高濃度のレチノールを使用すると肌トラブルになってしまう可能性も。
高濃度レチノールを毎日使用してビニール肌のようになってしまった人もいるので、高濃度の使用には慎重になったほうがいいと個人的には思います。
💁♀️ビニール肌セルフチェック💁♀️
— うさよし@アラサー化粧品成分上級SP (@usayoshi_hatena) December 16, 2021
✔︎洗顔後なのに肌がテカっている
✔︎肌がいつも突っ張ってツルッとしている
✔︎肌が赤い、赤黒い
✔︎保湿しても乾燥する
✔︎乾燥で突っ張るのにニキビができる
角質ケアや高濃度レチノールの取り入れすぎは、ビニール肌を誘発。
肌は「ふっくらサラサラ」が理想。
肝斑を悪化させてしまうリスクあり
レチノールを高濃度かつ長期間使用すると、肝斑が悪化してしまうリスクがあるので、肝斑が気になっている人は高濃度レチノールを使わないほうがよいとされています。
肝斑の場合は高濃度レチノールの長期使用で悪化することが多いため、肝斑部分にレチノールを多く塗ってはいけません。
GAUDISKIN®公式ブログ「皆様のご使用方法で気になること②」より抜粋
ゼオスキンなど高濃度レチノール製品は皮膚のバリア機能低下し、敏感肌・乾燥肌・皮膚炎・色素沈着・肝斑の悪化などを誘発するリスクがあって日本人には合わないらしい https://t.co/Re8qvNfWcn
— 六本木境クリニック (@roppongi_sakai) May 20, 2022
レチノールを初めて使う場合は低濃度かつ低頻度から


先ほども書いたように、高濃度レチノールは肌のバリア機能を低下させてしまうため、なかなか使いどころが難しいです。
なのでどんな肌質の人でも初めてレチノールを使用する場合は
低濃度かつ低頻度
から開始するのが基本的にはおすすめです。
0.01~0.1%のレチノールを週1回くらいから開始して、少しずつ濃度と頻度を上げていき、だんだんお肌にレチノールを慣らしていきます。
レチノール貯金の記事に~0.1%くらいまでのレチノールアイテムを載せているので、よろしければ併せてチェックしてみてくださいね。
または、0.1%のレチノールはAmazonで レチノール 0.1% と検索するといくつか見つけることができます!
敏感肌の人は、レチノールよりも使い心地の優しいレチノール誘導体(パルミチン酸レチノールや水添レチノール)から始めるのもありです。
まとめ
レチノールA1クリームは、レチノールアイテムの中では1%とかなり高濃度。
バリア機能の低下やA反応などが起きる可能性があるため、塗る量や使用頻度をしっかり守りながら慎重に使う必要があります。
とくに初めてレチノールを使う人や乾燥肌・敏感肌の人は、いきなり使うのは控えた方が無難です。
まずは低濃度かつ低頻度から開始して、少しずつ濃度や頻度を上げていくのがおすすめ。



最近では色んなアイテムが発売されて選択肢も増えているので、自分に合ったレチノールを探してみてくださいね
※当記事の内容は個人の見解であり、効果を保証するものではありません