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極潤のグリセリンフリー化粧水!極潤スキンコンディショナーをレビュー
極潤はロート製薬のプチプラ化粧品の中でも人気のシリーズ。
なかでもちょっとマイナーな緑の極潤スキンコンディショナーは、グリセリンフリーというメリットがあります。
今回の記事では、実際に極潤スキンコンディショナーを1年以上使用している著者が、成分解析や実際の使用感をレビューしました。
- 極潤のスキンコンディショナーの成分はどんな人におすすめ?
- 極潤のスキンコンディショナーの実際の使用感
- 極潤シリーズの他のグリセリンフリー化粧水との比較
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極潤スキンコンディショナーはグリセリンフリー
グリセリンフリーだと何がいいの?
まず熱く語りたいのが、極潤スキンコンディショナーはグリセリンフリーだということ。
最近ではグリセリンフリーの化粧品が増えてきているものの、まだまだプチプラでは選択肢が少ないですよね。
グリセリンは
- 保湿剤の中では刺激が少ない
- 水分の蒸散を抑える&水分を引き寄せてお肌にうるおいをあたえる
- 価格が安い
という優秀な成分。
だけど人によってはグリセリンのたくさん入ったスキンケアを使うと、ニキビや毛穴目立ちの原因になってしまうことがあるんです。
現時点では科学的根拠はあまりないものの、ニキビに関しては2009年に株式会社サティス製薬が保湿剤の資化性について行った実験で、
グリセリンがほかの保湿剤に比べるとアクネ菌を増殖しやすい
という結果が出ています。
アクネ菌は日和見菌で、普段はお肌を保湿して弱酸性に保ってくれるいい菌なのですが、過剰に増えるとニキビの原因になってしまうことも。
なのでグリセリンフリーにすると、肌荒れ予防につながるかも!ということで、試してみる人が増えているんです。
グリセリンフリーについて詳しく知りたいときは、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
極潤スキンコンディショナーの成分解析
極潤スキンコンディショナーの成分はどんな人におすすめ?
まず最初にまとめると、極潤スキンコンディショナーには2種類の抗炎症有効成分が入っているので、
肌荒れやニキビが気になっている人
におすすめです!
その他の成分も、ヨクイニンエキス(ハトムギエキス)やドクダミエキス、dl-カンフルなど肌荒れ防止としてはたらく成分が多いので、
むしろ抗炎症&ニキビ・肌荒れ防止だけに特化した化粧水と言えるかも。
テクスチャはさらさらでとろみはまったくありません。
なので保湿を目的とした化粧水としてより、お肌の土台*を整えるプレ化粧水としての使い方がおすすめです。
*角質層のしっかりとしたお手入れでお肌を整えること
オイリー肌の人はこれ1本でも大丈夫かも
エタノールも入っていてすっきりするので(濃度は不明ですが、使用感からすると低めだと思います)、著者は朝のふきとり化粧水の代わりに使うことが多いです。
さらに成分を詳しく知りたい人は、以下の成分解析もチェックしてみてくださいね。
極潤スキンコンディショナーの有効成分
<有効成分>
グリチルリチン酸2K、イプシロン-アミノカプロン酸
<その他の成分>
ヨクイニンエキス(ハトムギエキス)、ドクダミエキス、カモミラエキス(1)(カミツレエキス)、ヒアルロン酸Na-2(ヒアルロン酸)、スクワラン、dl-カンフル、BG、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、l-メントール、POE硬化ヒマシ油、セスキオレイン酸ソルビタン、EDTA-2Na、無水エタノール、エタノール
極潤のスキンコンディショナーは医薬部外品(薬用)なので、有効成分とその他の成分に分かれています。
医薬部外品(薬用)とは、
厚生労働省が許可した効果効能に有効な成分が一定の濃度で配合されている ➡ その有効成分による効果が期待できる商品
です。
医薬品と化粧品の間くらいのイメージ。
極潤のスキンコンディショナーの有効成分はグリチルリチン酸2Kとイプシロン-アミノカプロン酸なので、ニキビや肌荒れを予防するはたらきが期待できます。
- グリチルリチン酸2K
-
- 漢方にも使われている甘草の根に含まれる成分
- ニキビ・肌荒れを予防する
- イプシロン-アミノカプロン酸
-
- 抗炎症成分
- お肌を保湿し乾燥を防ぐ
- ニキビ・肌荒れを予防する
極潤スキンコンディショナーのその他の成分(植物エキス)
その他の成分として、ヨクイニンエキス(ハトムギエキス)、ドクダミエキス、カモミラエキス(1)といった植物エキスが配合されています。
- ヨクイニンエキス(ハトムギエキス)
-
- 肌荒れを防ぐ
- 肌の乾燥を防いですこやかな肌へと導く
- ドクダミエキス
-
- 肌荒れを防ぐ
- お肌のキメを整える
- カモミラエキス(1)(カミツレエキス)
-
- 肌荒れを防ぐ
- なめらかでツヤのある肌に導く
すべて肌荒れを防ぐはたらきのある植物エキスです。
肌荒れを防ぎつつ、なめらかにお肌を整えることで、キメの整ったツヤ肌を目指せます。
極潤スキンコンディショナーのその他の成分(保湿成分)
その他の成分には、控えめではあるもののお肌を保湿してくれる成分もいくつか含まれていました。
- ヒアルロン酸Na-2(ヒアルロン酸)
-
- お肌に水分を保持することでハリをあたえる
- スクワラン
-
- 皮脂に似ているので肌なじみがいいオイル
- お肌をやわらかく整える
- BG
-
- 敏感肌に勧められることもある保湿剤
- お肌にうるおいをあたえる
- トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル
-
- 化粧品ではトリエチルヘキサノインという名称で表示されているエステル油
- べたつきの少ないなめらかなオイル
- お肌のうるおいを保ってくれる
それ以外の成分は、肌荒れを防ぐdl-カンフル、清涼感を付与するl-メントール、肌を引き締めるはたらきのエタノール、乳化剤やキレート剤などが配合されています。
極潤スキンコンディショナーの実際の使用感は?
さらっとべたつかずにお肌を整える
極潤スキンコンディショナーを実際に使ってみると、とろみ感ゼロのさらさらしたテクスチャです。
手の甲に出してみるとすぐに流れ落ちてしまうほど。
塗り広げてみると、あっという間にお肌になじんでしまいました。
保湿力はかなり控えめの印象。
べたつきや皮膜感もまったくありませんが、スキンケアを塗った後にお肌がぺたぺたするのがあまり好きじゃないので、著者はこのさらっと感がとても気に入っています。
ふきとり化粧水やプレ化粧水としても優秀
極潤スキンコンディショナーはさらっとしていてべたつかないので、まったく他のスキンケアの邪魔をしません。
穏やかにお肌を整えてくれるので、
- 朝の洗顔がめんどくさい時にふきとり化粧水として使う
- 化粧水前のプレ化粧水として使う
といった使い方もできます。
スッキリ爽快感があるので、夏の暑い時にボディに使うのもあり。
常備しておくと、頼りになる1本です。
乾燥肌の人は、この後に保湿化粧水やセラミドスキンケアを塗り重ねてもいいし、オイリー肌の人はアゼライン酸やグリシルグリシンで皮脂ケアするもよし。
極潤スキンコンディショナーは、スキンケアのファーストステップとしておすすめの化粧水です。
まとめ
- 極潤スキンコンディショナーは肌荒れ防止に特化した化粧水
- グリセリンフリーなのでニキビが気になっている人にもおすすめ
- ふきとり化粧水やプレ化粧水としても使える
※当記事の内容は個人の見解であり、効果を保証するものではありません