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スチーマーは逆効果?肌荒れした?本当のところと効果的に使うためのポイント

美容家電といえばこれ!というくらい、雑誌やSNSでも大人気のスチーマー。
ディープクレンジングや、蒸気によるスキンケアのサポートなど、美肌を目指す上でさまざまな使い方ができるアイテムです。
でも一方で、「逆効果だった」「肌荒れしてしまった」という声があるのも事実。
そこで今回は、スチーマーは本当に逆効果になるのか?という点を中心に、効果的に使うためのポイントもあわせてご紹介していきます。
- スチーマーは逆効果・肌荒れしてしまうって本当?
- スチーマーを効果的に使うためのポイント
- スチーマーを使ったディープクレンジングに適したクレンジングの種類


スチーマーは逆効果って本当?

スチーマーの使い方によっては逆効果になってしまう
スチーマーは美肌へのサポートをしてくれる美容家電。
ですが、使い方によっては逆効果になってしまったり乾燥や肌荒れを招いてしまうこともあります。
その原因となるのはおもに
- スチーマーの頻度が高すぎる
- スチーマーと顔の距離が近すぎる
- スチーマーで汗をかいたまま、ふき取らずにスキンケアをする
など。
特にやりがちなのは、顔をスチーマーに近づけてしまうこと。
私は大抵スマホや動画を見ながら浴びるのでよくやってしまいます。

蒸気が気持ちいいので気づいたら顔が近づいてしまっている…
蒸気を浴びている時は、定期的にスチーマーと顔の距離を確認するようにしてみてくださいね。
敏感肌の人はスチーマーの熱や蒸気が刺激になってしまいそもそも合わない場合も。
最近は月額課金でスチーマーを借りることができるサブスクサービスもあるので、試してみてから購入を決めるのもありかな?と思います。
湿疹・ニキビの炎症がある時はスチーマーを控える
また、湿疹やニキビがある時はスチーマーを使用しない方がいいと言われています。
とくに化膿したニキビに関しては、悪化させてしまうおそれがあるので使用を控えた方がいいと、パナソニックの公式サイトにも記載がありました。
Panasonic公式サイト「イオンスチーマーよくあるご質問 」より抜粋
ただしスチーマーにはニキビ自体を治す効果はありませんが
蒸気により毛穴を開かせて、ニキビの原因となる毛穴の詰まりを除去しやすくなる
いうはたらきは期待できます。
なので、ニキビ・肌荒れを防ぐ有効成分の入った医薬部外品(薬用)スキンケアなどでいったん肌を落ち着かせてから使用するのはありだと思います。
乾燥肌や敏感肌の人は毎日使わない方がいい
乾燥肌や敏感肌の人は、スチーマーを毎日使用することは推奨されていません。
なぜかというと、乾燥肌や敏感肌の人はバリア機能が低下しているので、お肌に水分を保持する力が弱いです。
肌はふやけるとモロくなるという性質があるので、あまり頻繁に蒸気を浴びてしまうとバリア機能が低下 して、お肌を乾燥から守っている保湿成分(NMFやセラミドなど)が流れ出しやすくなってしまいます。


お風呂に長時間つかりすぎると「膨潤(ぼうじゅん)」というバリア機能の低下が起こるのですが、スチーマーでも、もしかしたら同じようなことが起こるのではないかな?と思っています。
長時間お湯につかっていると、肌の一番外側にある角層が膨潤(水分が入り込み膨らんで緩むこと)する。それにより外部から異物が侵入し、水分の蒸発から肌の内部を保護している成分がお湯に溶け出して、いわゆる「肌のバリア機能」が低下してしまう
J CASTニュース『「ゆっくりお風呂」が肌に悪いの? 皮膚にやさしい入浴法はコレだ』より抜粋



風邪などで長期間お風呂に入れない時、なぜかいつもよりお肌がきれい!ってことがありますよね
一方で、やりすぎなければお肌が柔らかくなりスキンケアが一時的に浸透しやすくなる*とも言えるので、自分に合った時間や回数を見極めるのが一番大事かも。
毎日は多すぎると思うので、週1回くらいが個人的におすすめです。
*角質層まで
スチーマーでディープクレンジングする時のポイント


ディープクレンジングは、スチーマーの蒸気により毛穴を開かせて皮脂や汚れを取り除くクレンジング。
肌環境を整え、肌荒れを起きにくくするはたらきが期待できます。
ディープクレンジングのやり方
- 時間は20秒~30秒ほど
- お肌をできるだけ摩擦しないようにする
スチームを浴びた後に顔の水分をふきとる理由は
クレンジングの種類によって少量の水で乳化するタイプがあって、洗浄力が落ちてしまうことがある
からです。
濡れた手で使えるタイプのクレンジングオイルでも、先に乳化してしまうと洗浄力が落ちることが分かっているので、顔の水分をふきとってからの使用がおすすめです。
YoutubeやTwitterで活動されているかずのすけ(@kazunosuke13)さんが、乳化クレンジングについて検証されている動画を参考にさせて頂きました。
【乳化クレンジングvs普通にクレンジング】洗浄力比較!『すぐに乳化した方が毛穴汚れやメイクの落ちが良くなる』説について、プロの見解
スチーマーにおすすめのクレンジングのタイプとは?


スチーマーでのディープクレンジング時に使うクレンジングについて調べたところ
- クレンジングバーム
- クレンジングクリーム
- 油脂クレンジング
などを使用している人が多い印象でした。



それぞれどんな肌質の人に向いている?
アイテムによって使い心地も違ってくるので難しいですが、目安はこんな感じです。
- クレンジングバーム
-
- 普通肌・脂性肌
- 濃いめのメイク
- 香りを楽しめるアイテムが多い
- クレンジングクリーム
-
- 乾燥肌・敏感肌
- 薄めのメイク
- 摩擦を抑えられるのでマッサージに使いやすい
- 油脂クレンジング
-
- 幅広い肌質
- 薄めのメイク
- 毛穴の角栓、黒ずみ汚れが気になる人に
油脂クレンジングはクレンジングオイルの種類のひとつで、ベースのオイルに植物油脂を使用したクレンジング。
毛穴を開かせてケアするディープクレンジングには向いているクレンジングと言えます。



デメリットはちょっと価格がお高め
油脂クレンジングの中でも、コスパやクオリティの高い3アイテムをご紹介。
ディープクレンジングにおすすめの油脂クレンジング3選









そのうち、油脂系クレンジングについてもまとめ記事を書きたいと思います
スチーマーで保湿ケアする時のポイント


熱く感じない距離で使用する
スチーマーで蒸気ケアする時のポイントは、顔とスチーマーの距離を近づけすぎないこと。
とくにスマホを扱ったり、テレビを見たりしながら蒸気を浴びていると、いつの間にか顔が近づいてしまっていることありますよね。
スチーマーから顔までの距離で推奨されているのは、15㎝~20㎝くらい。
身近にあるもので例えると
- 500mlペットボトル1本の縦幅が20.5㎝~21㎝
- スマートフォンの縦幅が13㎝~15㎝(※機種によって異なります)
くらいなので、なんとなく目安にはなるかなと思います。
特に乾燥肌の人は、ほとんど熱さを感じない距離で蒸気ケアするのがおすすめです。
15分以上は使わない
もうひとつのポイントは、15分以上は使わないということ。
効果を早く実感したくてつい長時間使ったり、「まだタンクに水が残ってるし、もう1回いけるかも…」なんて、連続使用してしまったり。
スチーマーを使い始めたばかりの頃は、ついやってしまいがち。



私はやってしまってました
毎日せっせと20〜25分ほどスチームを浴びていたら、ある日ふと気づいたんです。顔がなぜか乾燥してる…?
肌をうるおすために使っていたのに、まさに逆効果に。
ちゃんと製品ごとの説明書に書かれている使用時間を守って蒸気ケアしましょう…!
使用後は、セラミドなどの保湿成分でしっかりお肌のうるおいを閉じ込めてあげるとカサカサになるのを防げます。
スチーマーのおすすめ機種は?
最初に結論から書くと、おすすめはやっぱりパナソニックかヤーマン。
美容家電としては、実力・信頼度ともに2強とも言えるメーカーではないでしょうか。
私はたぶん10年前くらいのナノケアを使用していますが、まだ問題なく使えているので、美容家電としてのコスパはなかなかいいんじゃないかと思ってます。



とはいえ購入する時はちょっと勇気が必要なお値段
そこで、スチーマー機能だけのものとどんな違いがあるのか調べてみました。
パナソニックの「ナノケア」最新モデルは、温冷ミストに加えて化粧水ミスト機能つき。
自分の手持ちの化粧水がそのまま微細ミストになって使えちゃうというめずらしい機能です。
ディープクレンジングからスキンケアまで、徹底的におうち美容したい方はこちらがおすすめ。


ヤーマンのフォトケアは、LED光美容×スチームのハイブリッドモデル。
5色のLEDでさまざまな肌悩みを光でサポートをしながら蒸気ケアできます。



こちらのスチーマーも化粧水ミスト機能付きなので、保湿ケアも隙なし


どちらもスチーム機能+αが魅力的なアイテム。
そんなに色んな機能はいらないからシンプルがいい、という場合はナノケアのコンパクトタイプか、日本製のサロニアがおすすめです。



SALONIA(サロニア)はヘアアイロンが人気メーカー




まとめ
スチーマーは使い方を間違えると、乾燥や肌荒れといった逆効果につながってしまうこともあります。
でも正しい頻度や使用距離を意識すれば、毛穴汚れのケアや保湿力アップなど、頼れる美容アイテムに。
ディープクレンジングには油脂系クレンジングやバーム、保湿ケアにはセラミドなどを組み合わせて、肌に負担をかけないケアを心がけてみてくださいね。
スチーマーはあくまで美容のサポート役。



少しずつ自分に合う使い方を見つけてみてくださいね
※当記事の内容は個人の見解であり、効果を保証するものではありません