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ベビーオイル洗顔にはデメリットもある?28日間試してみた

数年前からSNSを中心に話題になり、今では定番の美容法として知られるようになったベビーオイル洗顔。
- 乾燥しにくい
- 肌のうるおいを守れる
- 毛穴ケアできる
などの口コミも多く、美容好きの間で注目されています。
美肌を保つために重要な保湿成分が流出しづらくなるらしいという口コミを見かけ、実際に28日間試してみることに
実際に肌の調子が良くなる人もいる一方で、私の場合は、残念ながら私はデメリットとしてよく言われる変化である湿疹のようなブツブツ、角栓の増加などの体験をして悪戦苦闘しました。
なので、今回の記事ではベビーオイル洗顔のデメリットと、実際に28日間試した経過を、体験ベースで詳しくまとめてみました!
- ベビーオイル洗顔とは?
- ベビーオイル洗顔で起こりうるデメリット
- ベビーオイル洗顔を実際に試した体験談




さくっとデメリットだけ知りたい!という場合は、こちらをタップしてベビーオイル洗顔のデメリットへジャンプ
ベビーオイル洗顔とは?


SNSから始まり、人気になったクレンジング法
美容家としてX(旧Twitter)などで活動されているmimiさん(@mimitan090909)が提唱され、SNSを中心に話題になったクレンジング法。
現在では美容好きの間で広く知られるようになり、「乾燥しにくい」「洗いすぎを防げる」と注目されています
詳しいやり方については、mimiさんご本人が動画で実演されていますので、当ブログでは簡単にご紹介します。
「ベビーオイル洗顔」のやり方をmimiが解説!⚠️「ベビーオイル洗顔」は正しいやり方がすごく大事⚠️
— mimi |ベビーオイル洗顔 (@mimitan090909) January 16, 2025
<『ベビーオイル洗顔』の準備>
✅オイル&ティッシュを準備
✅アクセサリー類は外しておく
✅オイルが服に付かないようにしておく(タオルを巻く、汚れてもいい服に着替えるなど)… pic.twitter.com/Pea9hq72x3
ベビーオイル洗顔のやり方と準備するもの
準備するもの
- ベビーオイル
- ティッシュやキッチンペーパー
- 泡洗顔(ベタつきやぬるつきが気になる場合)
ベビーオイル洗顔のやり方
※できるだけ摩擦しないように注意
肌表面のオイル感がなくなりお肌がさらっとするまで
※べたつきが気になる場合は、短時間だけ泡洗顔してもOK
ベビーオイル洗顔が美容にいいのはなぜ?
ベビーオイル洗顔が美容にいいと言われている理由はいくつかあります。
- 界面活性剤が含まれていない
- 肌のうるおいを守りながら洗いやすい
- 摩擦を抑えながら洗顔できる
一般的なクレンジングオイルには界面活性剤が配合されており、
メイクの油分となじませる ➡ 界面活性剤で乳化させる ➡ 洗い流す
いう流れでメイクを落としています。
一方で、界面活性剤には油分となじみやすいという性質があります
このため、肌に存在する細胞間脂質(セラミドなど)も、洗い流されやすくなってしまうそう。
お肌のバリアを壊すのは、主に「洗浄」に用いられる界面活性剤。
洗浄剤として配合された界面活性剤の「油になじむ」性質で、バリア機能を形成する細胞間脂質とくっついて溶かし、お肌から流出させてしまうの。
界面活性剤はバリアを壊す?バリアを作る?
※《公式》敏感肌のためのセラミド配合スキンケア化粧品「DSR」オフィシャルブログより抜粋
ベビーオイルには界面活性剤が含まれていないため、必要以上に洗いすぎにくい点がメリットとして注目されています
さらにティッシュやキッチンペーパーで押さえるようにしてオフするため、摩擦を抑えやすいのも特徴。
ここまで見ると、とても理にかなったクレンジング法に思えるのですが…、
スキンケアは肌質との相性も大きいため、実際には合う人・合わない人が分かれる洗顔方法でもあります。
ベビーオイル洗顔のデメリットとは?


毛穴が詰まったりニキビができる可能性がある
ベビーオイルは、比較的刺激が少ないオイルと言われています。
ベビーオイル洗顔でよく使用されているJohnson & Johnson(ジョンソンエンドジョンソン)のベビーオイルの主成分はミネラルオイル。
不純物を取り除いて精製されているため、アレルギーを起こしにくいとされています。
ただSNSなどを見ていると、
- ニキビ
- 赤み
- 毛穴詰まり
- 毛穴目立ち
などの肌トラブルを感じる人もいるようでした。
ベビーオイル洗顔で赤ニキビ深刻になってしまうから「ベビオ洗顔で肌改善しました!」「化粧しない日よりベビオ洗顔した日の方が調子いい!」「ボディにもベビーオイル!」みたいなのを見るとめっちゃ羨ましい。化粧しない日にベビーオイルが合わない人はどうすればいいんだ…ぬるま湯しかないよね…
— ざ (@tabemono_3) October 19, 2020
鼻下にニキビ出来てる思い当たるのはオイルでメイク落とししたから オイルは合ってませんなぁ クリームも駄目でオイルも駄目 ベビーオイル洗顔してた時は必ず翌朝ニキビ
— @ (@Milk098p) January 19, 2026
どうして肌トラブルになってしまうんだろう…?
単純に肌との相性が大きいと思います
ただ、実際にベビーオイル洗顔を実践してみて私が気になったのは、ベビーオイル特有の皮膜感。
何度試しても、
- 肌の閉塞感
- 熱がこもったような感じ
が気になってしまうんです。
- ミネラルオイルとは?
-
- 炭化水素系のオイル
- 油脂系のオイル(植物油)などと比べると肌になじみにくい
- 肌表面に膜をつくりやすく、吸着しやすい(落ちづらい)性質を持つ
ミネラルオイルには美容成分が含まれていないため、肌の表面を保護してくれる役割のオイルです。
それにはメリットとデメリットがあって、
ベビーオイルが膜のように働くことで肌のうるおいを守りやすい
その一方で、
人によっては重たく感じたり、毛穴詰まりやニキビにつながる場合がある
と私は考えています。
他のクレンジングと比べて手間がかかる
普段しっかりメイクをする方は、結構手間に感じるのではないかなー…と思いました。
実際に試してみて、
- ポイントメイクをリムーバーで落とす
- ベビーオイルをなじませる
- ティッシュで丁寧にオフする
という工程を毎日続けるのは、意外と大変でした。
特に疲れた日は、ベビーオイルのふき取りが甘くなってしまうことも。
私がずぼらすぎるのもあるかも…?だけどお風呂でサッと使えるクレンジングって便利なんだな…と実感しました
ただ、劇的に肌がきれいになる実感があれば、感じ方はまた違ったと思います。
たとえ手間がかかったとしても、肌の調子が良くなるなら続けたい!と思えますよね。
メイクがきちんと落ちているのか分かりづらい
ベビーオイル洗顔をはじめて気になったのが、
本当にちゃんと落ちてるのかな…?
という点でした。
ベビーオイル洗顔は
- ナチュラルメイク向き
- 日焼け止め程度の軽いメイク向き
と言われることが多く、特にW/O型(ウォーターインオイル)のメイクとはなじみやすいとされています。
ベビーオイルは油なので、油が外側のW/O型メイクとは比較的なじみやすい
- W/O型とは?
-
- 化粧品を作るときに、そのままでは混ざり合わない水と油を混ぜるために「乳化」という技術を使う
- 混ざり合った時に水が油の中に存在する(油が外側)ものを、W/O型と言う
反対に、水が外側のものはO/W型と呼ばれます




ただ、普段自分が使っているメイクがどちらなのか、確実に見極めるのは正直難しい…。
そのため、
- 日焼け止め
- 化粧下地
- ファンデーション
- フェイスパウダー
などを重ねてしっかり使った日は、通常のクレンジングを使った方が安心感があるかなと感じました。
W/O型・O/W型について詳しく知りたい方はこちら
スキンケアがなじみにくく感じることがある
こちらも実際に試してみて感じたことなのですが、
ベビーオイルが肌表面に残るような感覚があり、スキンケアがなじみにくい
と感じることがありました。
特に化粧水など、水分中心のスキンケアは弾かれている感じがしました
私は子どもの頃にアトピーがあり、現在も乾燥しやすい肌質です。
肌のバリア機能が弱く、ある程度は外から与えるスキンケアが必要な肌質だと思っているので、私にとって、この点はデメリットになってしまいました。
一方で、ベビーオイル洗顔は、
肌にもともとあるうるおいを守る
ことを重視したクレンジング法です。
なので、
- しっかりメイクを落としたい
- スキンケアを重視したい
のか、
- 洗いすぎを避けたい
- 摩擦を減らしたい
のかによって、合う・合わないは変わってくるのかなと感じています。
なので私には合わなかったけど、一度試してみる価値はあると思います
ベビーオイル洗顔 28日間試してみました
ここからは、実際にベビーオイル洗顔を28日間試してみた体験談です。
肌の変化が分かりやすいよう、時系列でまとめています
今回使用したのは、ドラッグストアなどでもよく見かける定番のアイテム。
Johnson & Johnsonのベビーオイルです。


全成分は、ミネラルオイル(鉱物油)、酢酸トコフェロール(ビタミンE)だけというシンプルな処方で、コスパも◎。
使用条件
- 試した期間は28日間(肌のターンオーバー周期を意識)
- 普段のメイクは化粧下地+軽めのファンデ+フェイスパウダー
- アイメイク・リップは事前にオフ
- 肌質は乾燥気味の敏感肌
初日~3日目くらいまでは良い感じ
まずは基本のやり方で、1週間ほど続けてみることにしました。
提唱者であるmimiさんがアレンジ方法も考案してくださっているので、まずは様子を見ながら、その後は臨機応変にやっていこうと思います。
ベビーオイルを3プッシュほど手に取り、顔全体になじませます。
その後、ベビーオイルをティッシュオフ!
このとき、
- 鼻のわき
- おでこのキワ
なども、オイルが残らないようこすらず押さえるようにしてオフしていきます。
そのあと、お風呂に入るときにぬるま湯洗顔。
少しぬるっと感は残っているかも…?
- 肌表面に膜が張るような感覚があって気になる
- ぬるま湯洗顔後は、想像していたほどのぬるつきはない
- 通常のオイルクレンジング後よりお肌がしっとりしている(油っぽいともいうかも…?)
- この時点では明らかなお肌の荒れはなし
4日目 おでこに湿疹のようなものが出現
3日目夜にベビーオイル洗顔をした翌朝。
なんとなく、おでこがかゆい…?と思って鏡を見ると、おでこに部分的に吹き出物が。
白ニキビは比較的できやすい肌なのですが、
- 小さい赤ニキビがまとまっている
- 炎症っぽい
という感じで、あまり見たことのないタイプでした。
ただ、生理前だった&おでこはもともと荒れやすいゾーンということもあり、ホルモンバランスか、ベビーオイルのオフが足りなかったかも?と思い、そのまま続けることに。
- 肌がいつもより油っぽい
- 小さな赤い吹き出物が発生
そろそろやめたほうがいいのでは…?
まだ始めたばかりだし、あとちょっとだけやらせて…!
※肌に異常を感じた場合は、無理せず中断してくださいね
7日目 角栓が発生
吹き出物は治らないままでしたが、そのままベビーオイル洗顔を継続。
すると今度は、
なんだか肌を触るとゴワついている…?
と感じるようになり、鏡を見るとあごに角栓ができ始めていました。
調べてみると、ベビーオイル洗顔を実践しているほとんどの人が通る道らしく、むしろいい兆候とも言われているそうです。
そのまま続けていると、そのうち角栓がポロッととれる日がくるんだとか。(角栓ポロリと言うらしい)
この現象については、Twitterで活動しておられる化粧品開発者のみついだいすけ(@gni_dream)さんが、詳しく考察をされていたので引用させて頂きました。
一方、ミネラルオイルは非極性であるがゆえに角栓に浸透するほど皮脂と親和性がないため角栓をふやかすことはできず、角栓の表面をごくわずかに溶かす程度の能力しかありません。これが角栓ポロリの重要なポイントと考えています。
ミネラルオイルによる洗顔は角栓をふやかすことなく角栓の表面だけを毎日少しづつ溶かしていきます。表面だけ薄く薄く溶かしていくので徐々に毛穴と角栓の間に隙間ができていきます。角栓は芯に硬さを保ったまま毛穴との隙間ができてくることでぐらぐら揺らいできます。そしてついには角栓がポロリ。これが角栓ポロリのメカニズムだと思っています。
化粧品開発者から見た「ベビーオイル洗顔」のメリット・デメリット 基礎メカニズム編(前編)
みついだいすけさんによると、
ミネラルオイルは皮脂となじみにくいため、角栓全体を溶かすことはできず、表面を少しずつゆるめていく性質があるとのこと。
その結果、
- 毛穴と角栓の間に少しずつ隙間ができる
- 徐々に角栓が浮いてくる
- 最後にポロリと取れる
ということのようです。
界面活性剤入りのクレンジングではあまり起きたことがないので、その分洗浄力控えめで肌に優しいのかな…?と思います
- 吹き出物は改善せず
- あごに角栓が発生
14日目~21日目 肌のくすみも追加
ベビーオイル洗顔を始めて、約2週間。
ここまで続けてみたものの、
乾燥はマシかもしれないけど、全体的には悪化している気がする…
という状態に。
さらにこの頃から、朝起きた時の肌がベビーオイル洗顔を始める前と違っていることに気づきました。
なんとなく起きた時の肌がくすんでいるような…?
- 黄ぐすみっぽい
- 油っぽい
- 肌がどんより見える
という感じ。
最初はオイルの酸化かな…?と思ったのですが、Johnson & Johnsonのベビーオイルの主成分は、酸化しにくいミネラルオイル。
だとすると、落としきれていない皮脂、メイク残りなどが関係しているのかもと思い、ぬるま湯洗顔に3秒泡洗顔を加えてみることにしました。
なかなか一筋縄ではいかないベビーオイル洗顔。
肌が改善している人との違いは何なのでしょうか…?
- 吹き出物と角栓に加え、黄ぐすみが気になるように
- mimiさん推奨の3秒泡洗顔を追加
~最終日まで 別のベビーオイルを使用
その後、小さな赤い吹き出物は、
- 頬
- 小鼻横
などにも増えていきました。
おでこだけじゃなく顔全体がかゆい…!
3秒泡洗顔を追加しても、少しでもオイル残りがあると荒れてしまうような感じがあり、これはもうベビーオイル自体が合わないのかもしれないと思うように。
ただ、記事を書くなら最後まで検証したい…!ということで、別のベビーオイルを買ってきました。


使ってみたのは、同じベビーオイルでも主成分の異なるピジョンのベビーオイルです。
こちらはミネラルオイルではなく、パルミチン酸エチルヘキシルをベースにしたエステル系オイル。
比較的さらっとした使用感で、
- グリチルレチン酸
- セラミドNP
などが配合されたタイプです。
ただ、残念ながらこちらも私には合わず…
皮膜感やかゆみが気になってしまいました。
- 赤ニキビが頬や鼻まわりにも拡大
- ピジョンのベビーオイルを試してみたけど、残念ながら合わなかった
このまま続けていても肌が良くなる実感がなく、今回は継続を断念することにしました
まとめ
残念ながら、今回のベビーオイル洗顔は合わなかったという結果になってしまいました。
ただ実際に試してみたことで、洗いすぎを防ぎながら、肌のうるおいを守るというクレンジングの考え方を知れたのは、とても良かったです。
機会があれば、今後はホホバオイルなど別のオイルでも試してみたいです。
- 肌質によっては、ニキビ・毛穴詰まり・赤みなどの肌トラブルにつながる可能性がある
- 「メイクがきちんと落ちたか分かりづらい」「スキンケアがなじみにくい」と感じるデメリットもある
- デメリットを理解したうえで実践すれば、洗いすぎを防ぎながらうるおいを守れるクレンジング法になる可能性もある
ベビーオイル洗顔は、人によってかなり合う・合わないが分かれる印象でした
もし試す場合は、肌の変化をしっかり観察しながら、無理に続けすぎないことを意識しながら、実践してみてくださいね。
※当記事の内容は個人の見解であり、効果を保証するものではありません
参考文献
mimiのインテリジェンススキンケア
https://mimi-skin.com/,(参照日 2023-1-24)
日本化粧品連合会「やさしい技術解説 水と油が仲良く同居」
https://www.jcia.org/user/public/knowledge/explain/surfactant,(参照日 2023-1-24)
化粧品成分オンライン「ミネラルオイルの基本情報・配合目的・安全性」
https://cosmetic-ingredients.org/base/1639/,(参照日 2023-1-25)










