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日焼け止めはティッシュオフしてもいい?べたつくのが気になる時の対処法
紫外線は美肌の大敵。
顔だけは絶対に守りたい!
という方も多いのではないでしょうか。
だけどメイク前にしっかり日焼け止めを塗ると、どうしてもべたつきが気になったり、ベースメイクがよれたりしてしまいますよね。
当記事では、日焼け止めをティッシュオフするのはNGなのか・べたつくのが気になる時はどんな対処をすればいいのかについて調査して、べたつく時の対処法を考えてみました。
- 日焼け止めをティッシュオフするのはNG?
- べたつく時の対処法3パターン
※当記事に掲載している情報は、記事執筆(更新)時点のものです。
日焼け止めのティッシュオフはNG?
ティッシュオフすると紫外線防御効果は下がってしまう
先に結論から書くと
NGではないけど、紫外線防御効果は下がってしまいます。
紫外線対策の試験で使用される日焼け止めの量は1cm2あたり2mgという決まりがあり、この量を使用しないと、パッケージに表示されているSPF/PA通りの紫外線防御効果はでないとされているからです。
顔の大きさによって多少の違いはあれど、0.8gくらい必要だそう
具体的には約0.8g が必要です。
▶ クリームタイプ パール2粒分
▶ ローションタイプ 1円玉2枚分
前田メディカルクリニック 美容コラム「日焼け止めの塗り方と量」
紫外線吸収剤の日焼け止めの方が効果が薄れやすい
特に紫外線吸収剤の配合された日焼け止めはティッシュオフで効果が薄れやすいとされています。
日焼け止めによく使われている紫外線吸収剤はこちら
- メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
- ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
- オキシベンゾン
- ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
- ポリシリコーン-15
紫外線吸収剤はほとんどが油溶性の成分なので、ティッシュに吸収されやすいんです。
紫外線散乱材を使用した日焼け止めなら、紫外線吸収剤のものより効果が薄れにくいと言えます。
たとえば
- 酸化チタン
- 酸化亜鉛
などがありますが、どちらにしても紫外線防御効果は落ちてしまいます。
なので日焼け止めの上から
紫外線防御効果のある化粧下地やファンデーション、フェイスパウダーなどを重ねて使わない場合
は、ティッシュオフは控えた方が良さそう。
日焼け止めのみで外出する時は、ティッシュオフなしがベストです
日焼け止めでべたつく時の対処法は?
ティッシュオフ後にベースメイクを重ねる
日焼け止めをティッシュオフすることで起きるデメリットは、基本的には
紫外線防御効果が下がること
だけ。
つまり日焼け止めを使用した後に紫外線防御効果のあるベースメイクを重ねる場合は、ある程度ティッシュオフしてべたつきを抑えてもOK。
最近は優秀な紫外線防御効果を持ったベースメイクアイテムが多いので、日焼け止め・ファンデーション・フェイスパウダーなどを何種類か重ねて使用すれば、
ティッシュオフしたとしても十分な紫外線防御効果を得られると思います。
また、紫外線防御効果を維持するにはこまめに塗り直すことも大事!
お直しパウダーやフェイススプレー、フェイスミストなどをうまく活用していきたいですね。
フェイスミストはさっと取り出して使用できるので便利
- 日焼け止めをティッシュオフする場合は、紫外線防御効果のあるベースメイクを重ねるのがおすすめ
- 紫外線防御効果を維持するために、こまめに塗り直す
ビオレの日焼け止めミストは逆さでも使えて、コスパも◎で使いやすいです。
- UVカット効果が高め(SPF50+/PA++++)
- 石けんオフ
- 逆さでも使える
- ノンコメドジェニックテスト済み※
※すべての方にコメド(ニキビのもと)ができない、アレルギーが起こらないわけではありません
皮脂テカリ防止下地や皮脂吸着効果のあるパウダーを使う
日焼け止めはしばらく(15分~30分くらい)そのままにしておけばお肌に馴染むのですが
急いでいる時にそんなに待てない!
ということもありますよね。
そんな時は、
- 皮脂テカリ防止の化粧下地
- 皮脂吸着効果のあるパウダー
を使うとべたつきを抑えることができます。
それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。
- メリット
-
- 酸化亜鉛が皮脂を吸着してくれるためべたつきが抑えられる
- シクロペンタシロキサン・シクロヘキサシロキサンなどの揮発性シリコーンが入っていることが多いのでさらっとした使用感
- デメリット
-
- 乾燥してしまうことがある
- 落ちづらいのでクレンジングが必要
- 酸化亜鉛が毛穴詰まりを引き起こす可能性がある
- メリット
-
- シリカ・マイカなどのミネラルパウダーが皮脂を吸着してくれる
- 石けんオフできるアイテムが多い
- デメリット
-
- お肌が乾燥してしまうことがある
どちらかひとつを選ぶとすれば、皮脂吸着パウダーがおすすめです。
- 日焼け止めの上からなのでパウダーが直接肌に触れにくい
- 石けんで落とせる
という点で皮脂テカリ防止下地よりお肌に負担がかかりづらくなります。
あまり外出しない日の、石けん落ち日焼け止め+石けん落ちフェイスパウダーの組み合わせはとても便利。
べたつきが気になる夏場は皮脂テカリ防止下地も一緒に使うと◎です
石けん落ちのフェイスパウダー
ティッシュオフなしでもべたつきにくい日焼け止めを使う
ティッシュオフなしでもべたつきにくい日焼け止めを使うという手も。
上でご紹介した皮脂テカリ防止下地と同じく、酸化亜鉛や揮発性シリコーンが配合されている日焼け止めはべたつきにくいし崩れにくいです。
- エタノールが高配合されている
- 酸化亜鉛や揮発性シリコーン(シクロペンタシロキサンなど)が配合されている
ジェル系の日焼け止めは、エタノールが高い割合で配合されていることが多いです。
ただエタノールは肌質によっては刺激になってしまいますし、べたつきにくい成分が入っているということは逆にお肌を乾燥させてしまうリスクもあり…
お肌へのダメージを考えると、毎日ではなく
メイクを崩したくない時や、日差しを浴びる機会が多い時だけ使用する
方がいいのかなと思います。
普段使いはお肌に負担が少ないものを使うなどして、使い分けるのがおすすめです。
お肌に優しい日焼け止めについては次の章でまとめてみました
お肌に優しい日焼け止めとは?
酸化チタンのみの日焼け止め
数ある日焼け止めの中でお肌に優しいと言えるのは、紫外線散乱材の酸化チタンだけのアイテムです。
- 紫外線カット成分が酸化チタンのみ
- 石けんオフできる
- アルコールフリー
このあたりの条件に当てはまっていると、比較的お肌への負担が少なく普段使いにもおすすめです。
最近では、酸化チタンが直接お肌に触れないようコーティングしてあるものも見かけるようになりました。
ただデメリットもあるにはあって…
- 顔が白浮きすることがある
- 伸びが悪い
- 他の化粧品との相性が悪いとポロポロカスがが出る
昔と比べるとかなり改良されているのですが、これらのデメリットが気になる場合があるかも。
とくにポロポロは急いでメイクしてる時に発生すると結構焦るので笑、事前に手持ちのアイテムとの相性を確かめておくのがおすすめです。
紫外線吸収剤がカプセル化されている日焼け止め
紫外線散乱材(酸化チタン)のデメリットが気になる場合は
- 紫外線吸収剤がカプセル化されているもの
を選ぶとお肌に直接紫外線吸収剤が触れないので、お肌への刺激を抑えて使用することができます。
シルクポリマーでコーティングされているものは、全成分表示にポリシリコーン-14の記載がありますが、ドラッグストアにはほとんど売っておらず探しづらいのが難点。
そして、カプセル化されていないものよりお値段設定がちょっとお高めになっています。
紫外線散乱材にありがちな、きしみ感や白浮き感がほとんどないため
日常使いするには、現時点では最も使いやすい日焼け止め
だと思います。
将来のお肌のことを考えると、できるだけ肌ダメージを減らしておくのはいいことかも…?
酸化チタンのみの日焼け止めや、紫外線吸収剤がカプセル化された日焼け止めが知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
まとめ
- 日焼け止めをティッシュオフすると紫外線防御効果は下がるが、他のベースメイクと併用する場合はティッシュオフしてもOK
- 皮脂吸着効果のあるベースメイクアイテムを併用するとうまくべたつきを抑えられる
- 普段使いの日焼け止めと、メイクを崩したくない日の日焼け止めを使い分けるのがおすすめ
※当記事の内容は個人の見解であり、効果を保証するものではありません