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油脂クレンジングおすすめ7選!乾燥肌・毛穴悩みに◎な理由&エステル系タイプも紹介!

「なんで最近、油脂クレンジングが話題なの?」
美容好きのあいだでじわじわ人気を集めているこのタイプのクレンジングオイル。
実は肌への負担をおさえつつ、毛穴ケアにも◎という実力派なんです。
この記事では、そんな油脂クレンジングの特徴やメリット・デメリットをはじめ、油脂クレンジングで「メイクが落ちにくい…」と感じたときの対処法、
完全油脂系クレンジングと油脂+エステル系クレンジングの違いまで、わかりやすく解説してみました。
おすすめのクレンジングオイル7選も掲載しています!
* 当記事の毛穴ケアとは、毛穴の黒ずみや汚れを洗い流すことで目立ちにくくするお手入れのことです
- 油脂クレンジングとは?オイルクレンジング3タイプ比較
- 油脂クレンジングのメリット・デメリット
- 完全油脂系・油脂+エステル系おすすめクレンジング7選
※当記事に掲載している情報は、記事執筆(更新)時点のものです。




油脂クレンジングとは?
油脂クレンジングって何のこと?
油脂クレンジングは、植物由来の油脂を主成分にしたクレンジングオイルのこと。
- 油脂クレンジングに使われる成分の代表例
-
- コメヌカ油
- オリーブ果実油(オリーブオイル)
- アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)
- マカデミア種子油(マカダミアナッツオイル)
- ヒマワリ種子油
- トウモロコシ胚芽油
とくに定義のようなものはないんですが、ホホバ種子油(ホホバオイル)やスクワランは油脂ではないので、油脂クレンジングには含めないようです
オイルクレンジングの3タイプ比較
一口にオイルクレンジングといっても、使われている「オイル」の種類によって、洗浄力や肌へのやさしさが大きく変わります。
クレンジングオイルに使われる油は、大きく分けて以下の3タイプ!
- 炭化水素系
- エステル系
- 油脂系
それぞれの特徴をざっくり比較してみました(個人的な感想も入るので目安程度が◎)
| 炭化水素系 | エステル系 | 油脂系 | |
|---|---|---|---|
| メイク落ち | 高い | 普通 | やや弱め |
| 洗い上がり | つっぱりやすい | 普通 | しっとり |
| 価格 | 安価 | やや安め | やや高め |
| 毛穴ケア* | おすすめしない | それなりにOK | おすすめ |
| 代表的な成分例 | ミネラルオイル イソヘキサデカン 水添ポリイソブテン 流動パラフィン | パルミチン酸エチルヘキシル エチルヘキサン酸セチル イソステアリン酸イソプロピル ミリスチン酸イソプロピル | コメヌカ油 オリーブ果実油(オリーブオイル) ヒマワリ種子油 トウモロコシ胚芽油 |
| こんな人におすすめ | コスパ重視/メイク濃いめの人 | 軽さ&使用感重視/初心者にも◎ | 毛穴&肌への優しさ重視の人 |
* 毛穴の黒ずみや汚れを洗い流すことで目立ちにくくするお手入れのこと
油脂クレンジングのメリット・デメリット
油脂クレンジングは「優しい使用感」のクレンジングオイルとして人気ですが、もちろんメリットとデメリットの両方があります!
油脂クレンジングのメリット
- 肌に必要な油分を奪いすぎない
-
油脂は、肌のうるおいを守る「皮脂」とよく似た性質。だから肌と自然になじんで、必要な油分を残したまま、メイクや汚れだけを浮かせて落とすことができます。

もちっこ

ゴッソリ落とすタイプと違って、洗い上がりがつっぱりにくいのが大きな魅力
- 乾燥・敏感肌でも使いやすい
-
強すぎる界面活性剤を避けた処方が多く、バリア機能をほどよく守りながらクレンジングできる優しさが魅力。
- 肌なじみが良く、毛穴ケアにも◎
-
油脂には肌をやわらかくする「柔軟効果」があり、毛穴まわりの汚れや皮脂をゆるめて落としやすくしてくれます。
とくに油脂クレンジングは毛穴ケアに人気のアイテムですよね。
油脂クレンジングのデメリット
- メイク落ちが物足りないと感じることも
-
油脂クレンジングは優しい使用感の反面、がっつりメイクやウォータープルーフアイテムには不向きなことも。
とくにアイメイクはなかなか落ちにくいので、ポイントリムーバーとの併用が◎。
- 洗い上がりのぬるつきが気になるかも
-
油脂はとろっと重ためな使用感のものが多く、洗い上がりにぬるつきを感じることがあります。

もちっこ

しっかり乳化して洗い流せばある程度は緩和されるけど、ニキビができやすい肌質の人には不向きな場合も
- 酸化しやすい成分が多い
-
植物油を中心とした油脂は、空気や光に触れると酸化しやすいという性質があります。(種類によって差はあるけど)
できるだけ早めに使い切る、直射日光を避けて保管するなどがおすすめです。
毛穴ケアにも◎な理由とは?


毛穴悩みには「角栓がつまってポツポツ」「皮脂が酸化して黒ずみ」など色々ありますが、
油脂クレンジングはその中でも「角栓や汚れをゆるめて落とす」ケアが得意です。
その理由は、油脂の肌なじみの良さと柔軟効果
- 油脂は人の皮脂に近い構造をしているため、毛穴に詰まった皮脂や角栓汚れになじみやすい→つまりスッと浮かせて落としやすい
- さらに柔軟効果で角栓まわりの角質や皮脂をゆるめやすくなる→ゴシゴシこすらなくても、毛穴汚れをやさしくケアできる
というわけなんです。
なので、肌負担をできるだけ減らしながら毛穴を整えたい人にはぴったりなアイテム。
ちなみにXやYoutubeで活動されている美容のプロ、かずのすけさん(@Kazunosuke13)が提唱したことで話題になった、
「鼻の毛穴に油脂クレンジングをなじませて、少し置いてから洗い流す」ケア方法も、この油脂の柔軟効果を使ったやり方のひとつです。
この方法を試すなら、成分のメインが油脂のみ(完全油脂系)のクレンジングを使うのが◎
かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき「角栓毛穴を改善するには?「油脂クレンジング」を使ったテクニック <後編>」
油脂クレンジングの落ちにくさが気になるときは?
油脂+エステル系クレンジングという選択肢もアリ
「油脂クレンジングは使用感が優しいけど…やっぱりメイク落ちが物足りない」
そんな時に試してほしいのが「油脂+エステル系」のハイブリッド型クレンジング
- エステル系オイルとは?
-
- エステル結合という構造をもった合成オイルのことで、「○○酸○○○ル」といった名前で成分表に載っていることが多い
- 軽めのテクスチャーでさらっとした使い心地のオイルが多い
- 比較的コストも抑えやすく、プチプラクレンジングにもよく使われている
油脂+エステル系クレンジングは、油脂クレンジングと比較するとメイク落ちが良く、洗い上がりもさっぱりとしたアイテムが多いです。
コスパも良くて、全体的にバランスがいい感じ。
メイクの濃さや肌状態に合わせて柔軟に選びたい人には、この「油脂+エステル系」のハイブリッド型クレンジングオイルがおすすめです。
ただし毛穴にクレンジングオイルを塗って放置しておくタイプのケアにはハイブリッド型は使えないので注意
油脂系とハイブリッド型、どちらも持っておいて使い分けがベストだと思います。
選び方のポイント
「油脂+エステル系」のハイブリッド型クレンジングオイルは、全成分表示の前半をチェックすると見つけやすいです。
- 成分表の最初に油脂系オイルがきているか?
-
オリーブ油・ダイズ油・トウモロコシ胚芽油・ヒマワリ種子油など
(※スクワランは炭化水素油・ホホバ種子油はワックスエステルなので例外です)
- 続いてエステル系オイルが入っているか?
-
エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸エチルヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル など
実際の全成分表示をチェックしてみると、こんな感じになっています


コーン油が油脂系オイル、ミリスチン酸イソプロピルがエステル系オイル。
その後に続くのがテトラオレイン酸ソルベス-30(乳化のための界面活性剤)、パルミチン酸エチルヘキシル(エステル系オイル)です。
基本的には前半部分を確認すればOK!
おすすめ油脂クレンジング7選
油脂クレンジング3選
アルガンビューティー(Argan Beauty) AGB クレンジングオイル
全成分はこちら(タップで開く)
コメヌカ油、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、アルガニアスピノサ核油、イソステアリン酸PEG-3グリセリル、アルニカ花エキス、フユボダイジュエキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、セージ葉エキス、セイヨウノコギリソウエキス、ゼニアオイ花エキス、トウキンセンカ花エキス、スギナエキス、カミツレ花エキス、スクワラン、トコフェロール
- ベースオイル ➡ コメヌカ油*1・アルガニアスピノサ核油*2(アルガンオイル)
- アルガンオイル10%配合
- しっとりなめらかな洗い上がり
アルガンビューティーのAGBクレンジングオイルは、さまざまな美容系サイトでもよく紹介されている人気の油脂クレンジング。
なかでも注目は、アルガンオイルを10%も配合している点!
アルガンオイルには肌を柔軟にして、角栓や毛穴汚れをゆるめてくれる働きがあるため、毛穴ケアをしたい人に特におすすめです。
アルガンオイルは高価なオイルなので、10%も入ってこの価格はかなり良コスパ◎
ベースのコメヌカ油には、酸化を防ぐオリザノールやトコフェロールが含まれており、油脂の中では比較的安定性が高めなのもポイント。(酸化しないわけではないので冷暗所保存がおすすめです。)
日本製の油脂クレンジングとしてはお手ごろ価格なので、「まずは試してみたい」という人にもぴったりです。
*1 保湿成分 *2 保湿成分
GH-Labo こめ油クレンジングオイル
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コメヌカ油、テトラオレイン酸ソルベス-30
- ベースオイル ➡ コメヌカ油*1
- コメヌカ油と乳化剤だけのシンプルな油脂クレンジング
GH-Labo(後藤技術研究所)が手がける、超シンプル処方の油脂クレンジング。
成分はなんと
- 油脂のコメヌカ油
- 乳化剤のテトラオレイン酸ソルベス-30
の2種類だけ。
植物エキスや精油なども一切入っておらず、成分数を極限までそぎ落とした完全油脂系クレンジングオイルです。
合わない成分が多くてクレンジング選びに悩んでいる人にこそおすすめ
ただしやや入手しづらく、送料がかかる点がネックかも。(※2025/7/11調べ)
とはいえ、国産油脂クレンジングを探している方には一度試す価値アリの一本です。
*1 保湿成分
SIORIS(シオリス) フレッシュ モーメント クレンジングオイル
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ヒマワリ種子油、オレイン酸ポリグリセリルー4、コムギ胚芽油、ウメ果実、ホホバ種子油、バオバブ種子油、ローズマリー葉エキス
- ベースオイル ➡ ヒマワリ種子油*1
- 植物由来成分99.9%
- お肌のことを考えた最小限の成分でマイルドな洗い上がり
韓国コスメブランドSIORIS(シオリス)のクレンジングオイル。
植物由来成分99.9%で、オイル・植物エキス・天然由来の界面活性剤だけで構成された、肌へのやさしさにこだわった設計が特徴です。
香料や精油は使われていないため、油脂そのものの香りがする点には注意
コスモスオーガニック認証取得済で、肌をいたわりながらクレンジングしたい方にぴったりの油脂クレンジングです。
油脂+エステル系クレンジング4選
菊正宗 Rice Made+(ライスメイドプラス) マイルドクレンジングオイル
- ベースオイル ➡ トウモロコシ胚芽油*1・パルミチン酸エチルヘキシル*2
- ビタミンC誘導体*3・ヒト型セラミド*4配合
- プチプラでコスパ◎
日本酒スキンケアでおなじみの菊正宗が手がける、油脂+エステル系のクレンジングオイル。
ベースには植物由来のトウモロコシ胚芽油と、軽い質感のエステル油を使用。
さらに、ビタミンC誘導体*3やヒト型セラミド*4といった美容保湿成分も配合されています。
くすみ*3や乾燥が気になる肌にもぴったり
「メイクをしっかり落としたいけど、乾燥させたくない」そんなときに使いたい、バランスのいい使い心地が魅力のクレンジングオイルです。
しかもプチプラ価格でコスパも抜群!
初めての油脂+エステル系クレンジングオイルとしてもおすすめです◎
*1 保湿成分 *2 保湿成分 *3リン酸アスコルビルMg、アスコルビルグルコシド、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(整肌成分)*4 セラミドEOP、NP、AP(保湿成分)*5 古い角質や汚れによる
ナンバーズイン(numbuzin) 1番 さっぱりすっきりクレンジングオイル
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コーン油、ミリスチン酸イソプロピル、テトラオレイン酸ソルベス-30、パルミチン酸エチルヘキシル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、セスキオレイン酸ソルビタン、マカデミア種子油、サイペラス エスクレンタス根油、ヒマワリ種子油、水、酢酸トコフェロール、香料
- ベースオイル ➡ コーン油*1・ミリスチン酸イソプロピル*2
- さらさらのオイルでお肌を摩擦しにくい
- 商品名通りさっぱりすっきりな洗い上がり
SNSでも話題の韓国スキンケアブランド・ナンバーズイン(numbuzin)から登場した、油脂+エステル系のクレンジングオイル。
さらさらのオイルがするんと顔全体に広がるので、肌に摩擦をかけずにクレンジングできるのが特徴。
角質を柔らかくするマカデミア種子油も配合されていて、さっぱりなのにもちもちという不思議な洗い上がり。
さらっとした使い心地のため、乳化のタイミングが少し分かりづらいのがちょっとした注意点
ですが、軽い使い心地&コスパの良さを求める方にはかなりおすすめなアイテムです。
*1 保湿成分 *2 エステル油(基材)
ANU(アニュ) 幹細胞 モイスチャークレンジングオイル
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ダイズ油、トリエチルヘキサノイン、エチルヘキサン酸セチル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、マカデミア種子油、イソステアリン酸PEG-10BG 、ジイソステアリン酸PEG-8、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、 香料、トコフェロール、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、水、BG、イソマルト、 グリセリン、 ベヘニルアルコール、ペンタステアリン酸、ポリグリセリル-10、ステアロイルラクチレートNa、セラミドNP、エタノール、リンゴ果実培養細胞エキス、エーデルワイス花/葉エキス、カニナバラ果実エキス、フェノキシエタノール、キサンタンガム、ラベンダー花エキス、ヒメフウロエキス、レシチン、アルガニアスピノサカルス培養エキス、ノウゼンハレン花エキス、安息香酸Na
- ベースオイル ➡ ダイズ油*1・トリエチルヘキサノイン*2
- NMP(ナノモイストプログラミング)処方ですっきり落とせてしっかりうるおう
- 「クレンジング+洗顔+プレ美容液」の役割をこなせる
多機能クレンジングを探しているなら、ANU(アニュ)は要チェックです!
アニュのクレンジングの特徴は、NMP(ナノモイストプログラミング)処方。
ナノ化された洗浄成分が汚れを落とすとともに、美容成分がお肌に吸着してうるおいをあたえてくれます。
その結果、クレンジング+洗顔+プレ美容液という3つの機能を1本でこなす実力派に
出典:アニュコスメティックス
W洗顔不要、マツエクOK*3、濡れた手でも使えるなど、時短&ストレスフリーな使い心地も魅力。
クレンジング後の乾燥が気になっている人や、時短クレンジングしたい人におすすめです!
*1 保湿成分 *2 保湿成分 *3 一般的なグルー(シアノアクリレート系)をご利用の場合にお使いいただけます
魔女工場 ピュア クレンジングオイル
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ダイズ油、セイヨウハシバミ種子油、テトラオレイン酸ソルベス- 30、ブドウ種子油、野菜油、オ リーブ果実油、トリ(カプリル酸 /カプリン酸)グリセリル、オレンジ果皮油、オリーブ殻油、ホホバ種子油、スクワラン、ティーツリー油、ラベンダー油、水、BG、 トコフェロール、ヒマワリ種子油、コメヌカ油、ババス油、月見草油、ラウリン酸イソアミル、ツバキ種子油、アルガニアスピノサ核油、アロエベラ葉エキス、グリセリン、イチョウ葉エキス、デシルグルコシド、サボンソウ葉エキ ス、チャ葉エキス、1,2-ヘキ サンジオール、コメ発酵液、リモ ネン、リナロール
- ベースオイル ➡ ダイズ油*1・セイヨウハシバミ種子油*2(ヘーゼルナッツオイル)
- 油脂をベースにしたしっとり感のある洗い上がり
- W洗顔不要だけど、肌質によっては調整を
魔女工場のピュア クレンジングオイルは、韓国コスメ好きの間で長年愛されるロングセラー。
ダイズ油やヘーゼルナッツオイルなどの油脂を中心に配合されていて、しっとり感のある洗い上がりが魅力です。


ナチュラルメイクや日焼け止め程度なら、W洗顔なしでもOK
ただし
- オイリー肌やニキビができやすい人
- さっぱり系の仕上がりが好みの人
には、W洗顔おすすめです。
また、魔女工場のピュアクレンジングオイルには精油成分が含まれていて香りが強めなので、精油が苦手な人はちょっと注意が必要かも。
まれに偽物の情報があるので、購入時は以下の正規販売店をチェック!
まとめ
油脂クレンジングは、使い心地の優しさと毛穴ケアを両立できるアイテム。
とくに乾燥肌・敏感肌で「クレンジングのあとにつっぱる…」と悩んでいた人には、一度試してみてほしいです。
使われている油の種類やエステル系とのバランスなど、知れば知るほど奥深い油脂クレンジング
塗るケアだけじゃなくて、落とすケアの大切さを教えてくれます。
今日紹介した中から、自分の肌にぴったりの1本を見つかれば嬉しいです!
※当記事の内容は個人の見解であり、効果を保証するものではありません
















